まさかの内山まもる『ザ・ウルトラマン』初映像化!
今日は映画に行ってきました。
選んだのは『ジュラシック・ワールド』でも『進撃の巨人』でもなく(どちらも後日行きます)、こちら。
『日本アニメ(ーター)見本市』
正確には映画ではなく、スタジオカラーとドワンゴがニコニコ動画上で展開している短編映像企画の上映イベントです。
企画立案(エグゼクティブプロデューサー)は、スタジオカラーの庵野秀明氏。
すでにサードシーズンに突入し、公開された短編の数も30近くに及びます。
今回はその中から、ファーストシーズンの12本と、現在進行中のサードシーズンから4本が先行公開されました。
もちろんオリジナル作品が中心ではありますが、中には『エヴァンゲリオン』の世界を舞台にした短編から、安彦良和・板野一郎両氏が描いた『機動戦士ガンダム』の原画を撮影したフィルム、さらには円谷プロの特撮番組『電光超人グリッドマン』の続編(!)と、版権モノも実に贅沢なラインナップ!
そして、なんといっても今回の目玉が、『ザ・ウルトラマン』!
http://m-78.jp/news/n-3236/
ウルトラマンジョーニアスの方じゃないです。
ウルトラ漫画の第一人者である故・内山まもる先生の漫画『ザ・ウルトラマン』の初映像化なんです!
昭和50年代に小学生だった世代には感涙もののチョイス。
しかもBGMは、全て昭和の「ウルトラ」シリーズからの流用です!
ですが、さすがにショートアニメなので、尺も短く、あっという間に終わってしまいました(ジャッカルがウルトラの星を壊滅させるくだりを、もっとじっくり見たい!)
アマチュア時代の庵野秀明氏がジャージ姿でウルトラマンを演じたDAICON版『帰ってきたウルトラマン』から35年近く。
自ら率いるスタジオカラーで、ついに円谷プロから正式にライセンスを許諾されて、今回の短編を実現させた庵野氏の念の強さには、本当に敬服します。
『ザ・ウルトラマン』は、8月末から「日本アニメ(ーター)見本市」のサイトで公開される予定です。