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好きなことで仕事しています。 -オタク社長の奮闘記-

by 企画制作会社セブンデイズウォー代表取締役、クイズ専門誌『QUIZ JAPAN』編集長、クイズ作家の大門弘樹

クイズ専門誌『QUIZ JAPAN』を創刊した理由と狙い 

お盆ですね。
猛暑が続きますが、皆さん、夏バテにご注意ください。

さて、昨日、エキサイトニュースアメリカ横断ウルトラクイズ』の再放送(CS・ファミリー劇場)についての記事がアップされて話題になりました。

 


ここにきて、ウルトラクイズの再評価ムーブメントが到来しています。

自慢するわけではないですが、その嚆矢となったのが、僕が自社で創刊したクイズ専門誌『QUIZ JAPAN』でした。

よく再放送ありきで創刊したのではないかと思われていますが、僕にとっても再放送の一報は青天の霹靂でした。

実は創刊号の編集作業をしている最中に、同時進行で再放送の交渉が日本テレビファミリー劇場の間で進められていたようです。

僕は昭和49年生まれで、ちょうど『ウルトラクイズ』に出場資格を得た18歳の時に、『ウルトラクイズ』の放送がなくなったウルトラクイズ・ロストジェネレーション」に当たります。

この世代をウルトラクイズ・ロストジェネレーション」という名称をつけて呼んでいますが、正確にはウルトラクイズだけでなく、史上最強のクイズ王決定戦『FNS1億2000万人のクイズ王決定戦』などの視聴者参加クイズ番組が一気に姿を消したのです。

つまり、めざす番組が一気に消失した世代なんですね。

テレビというメディア側から切り捨てられたことで、僕らの世代は、学生時代から自分たちでクイズ大会を開き、同人誌で大会の問題集を販売することで、インディーズの世界でクイズの愛好者を結びつけることをしてきました。

そして僕は大学卒業後、出版業界で下積みを続け、その間、どうすればもう一度クイズマニアの世界がメディアのスポットを浴びることができるのか、試行錯誤を続けていました。

その答えの一つが『QUIZ JAPAN』です。

アニメやドラマの専門的な出版物は山ほどあるのに、クイズの専門誌はなぜ存在しないのか。

出版社から出せないなら、自社で発行しようと思い立ち、去年2月に創刊しました。

創刊理由はシンプルです。

僕が十代の頃に熱狂したウルトラクイズをはじめとする数々のクイズ番組のことを、もっと知りたい!

どのような意図でクリエーターたちは番組を作り、そして出演者たちは何を感じ、今を過ごしているのか。

それは僕が愛読し、実際に仕事でたずさわってきたアニメや特撮の専門書籍の作り方そのものです。

この粘着質なマニア心は、どのジャンルでも共通なんですね。

ただ、クイズはそこを満たす出版物も、再放送もなかったんです。

かくして『QUIZ JAPAN』は創刊されました。

そしてまさに、僕と同じようなファンの想いに応える形で、去年の6月から待望のウルトラクイズの再放送がスタートしました。

そして全く同じ年に、なんと高校生クイズまで「アメリカ横断」をすることになり、これまたウルトラクイズを知る世代に、そして知らない若い世代にも好評を博しました。

それまで、ただ忘れ去られていくものだと思われていたクイズ番組というジャンルにも、「これだけ記憶に残って、愛され続けるコンテンツがあるんだ」ということが証明されたのです。

やっとクイズ番組が、アニメやドラマと同じ土俵に立てたことに、とても感慨深かったです。

でも、まだまだ第一歩です。

視聴者参加クイズ番組の復権は始まったばかりです。

次なる一手を打つために、『QUIZ JAPAN』を応援してください。

よろしくお願いいたします。

 

QUIZ JAPAN vol.4

QUIZ JAPAN vol.4