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好きなことで仕事しています。 -オタク社長の奮闘記-

by 企画制作会社セブンデイズウォー代表取締役、クイズ専門誌『QUIZ JAPAN』編集長、クイズ作家の大門弘樹

【映画】『ジュラシックワールド』 レジェンダリー・ピクチャーズのリブート作品の凄さとは

昨日は『ジュラシック・ワールド』を観てきました。

子供の頃に『激突!』『E.T.』が大好きだったスピルバーグ直撃世代としては、これほどワクワクする映画はありませんね。

今回の『ジュラシック・ワールド』は、これまでと違い、レジェンダリー・ピクチャーズ製作です。

レジェンダリー・ピクチャーズは2005年に設立された映画製作会社で、この会社のCEOがすごいんです。

トーマス・タルという人なんですが、もともと金融関係で大成功を収めていたビジネスマンだったのが、根っからのオタク趣味が高じて、映画会社を設立し、なんと自分が観たい映画のために資金調達も全部自分で行っちゃうという「スーパーオタク」

これまで手掛けた作品がこれまたすごい。

バットマン ビギンズ』『スーパーマン リターンズ』『ダークナイト』『マン・オブ・スティール』『パシフィック・リム、そしてGODZILLA

ハリウッドの特撮リブート映画の半分ぐらいはこのレジェンダリー・ピクチャーズが手がけたといっても過言ではないぐらいのラインナップです!
(やっぱり直撃世代の粘着質なオタク心は侮れませんね(笑))

レジェンダリーがリブートするんだから、それはそれはとてつもないことになってました。

思うにジュラシック・パークシリーズという作品の最大の弱点は、1作目こそパークが舞台になってはいますが、2作目以降は立ち入り禁止区域になっている孤島が舞台であること。

つまり2作目以降は実際はジュラシック・パークではなく、『失われた世界』なんですね(実際、2作目のタイトルはそのものズバリロストワールドです)。

ジュラシック・パークの原点にして唯一無二のアイディアは、なんといっても「遺伝子操作によって、恐竜のテーマパークを作っちゃったこと」

しかも、この20年の間に生まれた世代にとっては、ジュラシック・パークといえば、映画よりもユニバーサルスタジオ内にあるジュラシック・パーク・ザ・ライド』のことだったりするわけです。

つまり、我々の世界には、すでに現実にジュラシック・パークが存在するんです。

今回の『ジュラシック・ワールド』は、その原点に立ち返り、まずテーマパーク『ジュラシック・ワールドをたっぷりと時間をかけて描いていきます。

ああ、確かにこういうテーマパークがあったら行きたい!

そう思わずにはいられない描写の数々。

CMでもおなじみの通り、後半はもちろん恐竜がパークの来場者に襲いかかるわけですが、USJに行ったことがある人なら、思わず背筋が寒くなるでしょう。

『ジュラシック・ワールド』は、この現実と映画のメタフィクション構造が、とても秀逸でした。

もちろん高校生と小学生の兄弟の絆、さらには種を越えた絆など、スピルバーグ作品ではおなじみのモチーフも盛りだくさん!

昨年のGODZILLAもそうでしたが、もはや本家が撮るよりも、本家らしい映画を作ってしまうのがレジェンダリーのすごさではないでしょうか。

ぜひ劇場でハラハラドキドキを味わってください。

 

 

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