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好きなことで仕事しています。 -オタク社長の奮闘記-

by 企画制作会社セブンデイズウォー代表取締役、クイズ専門誌『QUIZ JAPAN』編集長、クイズ作家の大門弘樹

『ノックアウト〜競技クイズ日本一決定戦〜』はクイズ版フードファイトだ!

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7月30日(土)に新木場1stRINGにて、『ノックアウト〜競技クイズ日本一決定戦〜』決勝大会が開催されました。

これまでクイズは「お茶の間で観るもの」「クイズ大会で競い合うもの」でした。

テレビのクイズ番組は、面白くなければチャンネルを変えられてしまいます。

より多くの視聴者の関心を集めるために、「知って得する」「一緒に解いて楽しい」といった工夫がなくてはならないのです。

それに対し、競技クイズの大会は、「いかに問題に答えるか」「いかに相手に勝つか」が、あらゆる構成要素の最上位に位置します。

わかりやすく食べ物に例えましょう。

テレビのクイズ番組は、美味しいお店を紹介するグルメ番組で、競技クイズの大会は、フードファイトです。

同じ食べ物、クイズでも、見せ方によって方向性が大きく異なるのです。

今回の『ノックアウト』は、もちろんフードファイト路線です。

普段はプロレスの会場として使用されているリングに、煌びやかな照明と、そして早押しの解答ボックスが設置されるという異空間! 

そこを100人以上の観客が取り囲み、勝負の行方を見守ります。

普段、テレビでクイズ番組を観るのはもちろん無料ですが、この日は、「お金を払ってでも日本一の戦いが観たい!」という熱量の高いクイズファンが観戦用チケットを買い求め、来場してくだいました。

競技クイズの大会は、有料でも予選を受けてクイズに参加することができます。しかしこの日集まった来場者は、あくまで「観る」だけ。

歌舞伎、能、文楽、落語といった舞台で芸を見せる人のことを「巧者(こうしゃ)」というのに対し、その芸を観に来る客の中でも優れた見方ができる人のことを「見巧者(みごうしゃ)」と呼ぶそうです。

厳しい目を持った観客がいるからこそ、パフォーマンスが磨かれ、洗練されていく。

この「クイズを観る文化」こそ、クイズがスポーツやライブに負けない「興業」として成立していくために、重要になると確信しています。

さて、そんな「見巧者」たる観客に見守られ、ステージで繰り広げられた熱戦の数々は、8月20日にファミリー劇場でオンエアされます。

演出はもちろんですが、主宰・やついいちろうさんのMCや、私が率いる「QUIZ
JAPAN」が作成したクイズ問題も、クイズ史に一石を投じるものであると自負しま
す。

百聞は一見にしかず。ぜひオンエアを観て、そしてご意見をください。

よろしくお願いいたします。


 

QUIZ JAPAN vol.6

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