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by 企画制作会社セブンデイズウォー代表取締役、クイズ専門誌『QUIZ JAPAN』編集長、クイズ作家の大門弘樹

『第36回高校生クイズ』が傑作だった理由

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めっきり秋らしくなってきました。鈴虫の泣き言が聞こえる中、観ました第36回高校生クイズ

「史上最大!アメリカ横断高校生クイズというテロップからもわかるとおり、大好評の「アメリカ横断ウルトラクイズ」オマージュ路線の3年目ということで、一体どんなロケ地とクイズ形式が登場するのか、そしてどんな高校生が勝ち残るのか。

ワクワクして鑑賞しました。

昨年の『第35回大会』は、『第13回ウルトラクイズコンボイクイズの再現でしたが、今年は第12回のアラスカ鉄道を彷彿とさせるロッキー山脈の鉄道クイズ、そしてウルトラクイズ』で何度となく行われた「奇襲クイズ」というグッとくるチョイス!

個人的にはニューヨークの「決勝1stラウンド・忍者を探せ!英語ヒアリングクイズ」にうならされました。

というのも、この形式、平たく言えば問題をばらまく「バラマキクイズ」ではあるのですが、ばらまかれた場所を探すには現地のアメリカ人と英語で会話して辿り着かなければならない上に、クイズも英語、解答も英語という語学力までを試すという趣向の凝らしよう。

実はバラマキクイズの欠陥は、問題がばらまかれた場所までの脚力勝負で、ある程度の優劣がついてしまうことにありました。

体力と問題運に左右される往年のクイズ形式を、さらにひねって昇華させるところに高校生クイズスタッフの底力を見せつけられた気がしました。

ちなみに決勝まで進んだ栄東の森田君は、7月30日の『ノックアウト』決勝大会に観戦にも来てくれた子だったので、快進撃にビックリしました。

本土に残ったチームは爽やかだったり、可愛かったり、仲が良かったり、朴訥だったり、ガムシャラだったりと、それぞれに味わいがあって、とても良かったです。

 栄東高校クイズ研究部
http://www.sakaehigashi.ed.jp/club/quiz/

本土に残ったチームは爽やかだったり、可愛かったり、仲が良かったり、朴訥だったり、ガムシャラだったりと、それぞれに味わいがあって、とても良かったです。

個人的な感想はこんなところですが、「QUIZ JAPAN」の公式サイトの方で、番組スタッフの皆さんへの敬意を込めて、番組批評を書いてみました。

いかに今の『高校生クイズ』が高い志と制作力で作られているか。

ウルトラクイズ』との比較を軸に、その辺りを分析してみました。

ぜひそちらも読んでみてください。